「どうすれば利益が増えるのか」というのは、全ての経営者にとって重要な課題です。決算書を分析してみると、利益を増やす方法は色々と考えられますが、それは本当に最善策なのでしょうか。
売上を増やせばいい?
多くの企業は、販売戦略を見直したり新商品開発を進めるなど、売上を増やす工夫を施しています。しかし売上が増えたとしても、それ以上に経費がかかってしまっては本末転倒です。「売上は増えたが赤字」というケースは珍しくなく、先行投資という考え方もありますが、現代では非常にリスクが高いといえます。売上高を中心にして経営戦略を考えると、その先の利益が不透明になってしまいます。
経費を減らせばいい?
資金の流出を防ぐというのは、社内でも容易に実施できます。人員整理や業者の変更など、経費を減らす手段を講じている企業も少なくありません。しかし、固定費を減らして変動費率を下げるというのは簡単にはできないと、多くの経営者は実感しているはずです。また、経費が削減できても売上そのものが減ってしまっては意味がありません。
製造原価を下げればいい?
通常のやり方で製造原価を下げるには、まず複雑な計算をして正確な原価を出さなければなりません。正しい原価が分かっていないと、原価を下げることは当然できないからです。小売業の場合は商品をそのまま仕入れて販売しますが、製造業では1つの商品を生み出すために、様々な工程を踏むことになります。そうなると生産と会計両方の知識が必要となり、製造原価を出すことさえさらに困難となります。
MQ会計を活用しよう!
MQ会計は誰にでも簡単にわかる会計です。MQ会計を知っていれば、売上を減らして利益を増やすことも、経費を増やして利益を増やすことも可能です。会計の常識をすぐに当てはめるのではなく、MQ会計によって会計の本質を見極めましょう。
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